ミール皿、から枠、と作ってみて、いかかでしたか?
まあまあ簡単だった!という方、ちょっと苦労した!という方もいらっしゃるかもしれませんね。
次は、シリコンモールド技法へ入ります!頑張っていきましょう!
シリコンモールドとは?
シリコンモールドとは、簡単に言えば、その名の通り、「シリコンでできた型」です。
よく、お菓子作りでチョコレートを流し固める時や、マドレーヌやフィナンシェ、ドーナツを焼くときなんかにも使いますね。
下の写真のように、セリアにもたくさんの種類がありました。
レジンアクセサリーやキャンドル制作、アロマストーン制作のときに使うものは食品用ではないこともあるので、お菓子作りやお料理をなさるときは誤用しないようにしましょう。
特に、UV・LEDレジンアクセサリーの場合は、ライトが当たらないと固まらないので、下の写真のような半透明のものを用意してください。
使用する際の注意・準備
シリコンモールドは、非常にほこりやゴミが付きやすいです。
そのまま使用すると、ゴミも一緒にレジン液の中で固まってしまい、残念な仕上がりになってしまいます。
そうさせないためにも、使用する前には、必ずマスキングテープや練り消しなどの粘着質のもので、ゴミやほこりを取り除いてください。
あまりに汚れがひどいときは中性洗剤で優しく水洗いし、自然乾燥させましょう。
タオルやティッシュなどで拭くと、また繊維ゴミがついてしまうので、ほこりが舞わないところで自然乾燥がおススメです。
耐久限度があります
シリコンモールドは、大変デリケート・・・。
何度もUV・LEDライトを浴び続けると、傷んできてしまいます。
傷んだ状態のモールドだと、硬化後の表面の曇り方がひどくなったり、なかなかモールドから外れなくなったりします。
モールド自体にもキズや亀裂が入ってしまい、最終的には使えなくなります。
作品の仕上がりにも影響しますので、気に入ったシリコンモールドでも、手放したり買い替えたりするようにしましょう。
作るときは裏から?表面から?
シリコンモールドは、作り方が2通りあります。
①シリコンモールドの底を表面にする
②シリコンモールドの底が裏面になる
上の写真のようなタイプのシリコンモールドは、①、②どちらの方法でも作ることができますが、シリコンモールドの種類によっては、①でしか作れないものもあります。
代表的なのは半球モールドです。曲面のほうが表側になるので、封入物を入れる場合は「逆さ」に入れます。
ドライフラワーや立体的なものを封入する場合には、表面からはどう見えるのかを、常に考慮しないといけないので、ちょっと大変です。
あとは、最近流行りのシャカシャカモールドも①の方法で作らなければいけません。(シャカシャカモールドは後日ご紹介しようと思います。)
②の場合は、ミール皿やから枠と同じく、上から見たまま作業できることが一番のメリットです。
「底から」か「上から」か、どちらでもできる場合は、作り方や仕上がりに好みがあると思うので、両方試してみてくださいね。
さあ、次はいよいよ実践です!
シリコンモールドとは?
シリコンモールドとは、簡単に言えば、その名の通り、「シリコンでできた型」です。
よく、お菓子作りでチョコレートを流し固める時や、マドレーヌやフィナンシェ、ドーナツを焼くときなんかにも使いますね。
下の写真のように、セリアにもたくさんの種類がありました。
レジンアクセサリーやキャンドル制作、アロマストーン制作のときに使うものは食品用ではないこともあるので、お菓子作りやお料理をなさるときは誤用しないようにしましょう。
特に、UV・LEDレジンアクセサリーの場合は、ライトが当たらないと固まらないので、下の写真のような半透明のものを用意してください。
使用する際の注意・準備
シリコンモールドは、非常にほこりやゴミが付きやすいです。
そのまま使用すると、ゴミも一緒にレジン液の中で固まってしまい、残念な仕上がりになってしまいます。
そうさせないためにも、使用する前には、必ずマスキングテープや練り消しなどの粘着質のもので、ゴミやほこりを取り除いてください。
あまりに汚れがひどいときは中性洗剤で優しく水洗いし、自然乾燥させましょう。
タオルやティッシュなどで拭くと、また繊維ゴミがついてしまうので、ほこりが舞わないところで自然乾燥がおススメです。
耐久限度があります
シリコンモールドは、大変デリケート・・・。
何度もUV・LEDライトを浴び続けると、傷んできてしまいます。
傷んだ状態のモールドだと、硬化後の表面の曇り方がひどくなったり、なかなかモールドから外れなくなったりします。
モールド自体にもキズや亀裂が入ってしまい、最終的には使えなくなります。
作品の仕上がりにも影響しますので、気に入ったシリコンモールドでも、手放したり買い替えたりするようにしましょう。
作るときは裏から?表面から?
シリコンモールドは、作り方が2通りあります。
①シリコンモールドの底を表面にする
②シリコンモールドの底が裏面になる
上の写真のようなタイプのシリコンモールドは、①、②どちらの方法でも作ることができますが、シリコンモールドの種類によっては、①でしか作れないものもあります。
代表的なのは半球モールドです。曲面のほうが表側になるので、封入物を入れる場合は「逆さ」に入れます。
ドライフラワーや立体的なものを封入する場合には、表面からはどう見えるのかを、常に考慮しないといけないので、ちょっと大変です。
あとは、最近流行りのシャカシャカモールドも①の方法で作らなければいけません。(シャカシャカモールドは後日ご紹介しようと思います。)
②の場合は、ミール皿やから枠と同じく、上から見たまま作業できることが一番のメリットです。
「底から」か「上から」か、どちらでもできる場合は、作り方や仕上がりに好みがあると思うので、両方試してみてくださいね。
さあ、次はいよいよ実践です!
猫のシリコンモールドで肉球アクセサリーを作る
その①では、シリコンモールドについてご説明してきました。
いろいろなシリコンモールドが売られているので、どれを買おうか使おうか、迷ってしまいますよね!
でも、100円ショップなら気軽に買うことができるので、大人買いしてもいいのではないでしょうか♪
私もたくさん持っていますよ!
さて、実践に入りましょう。今回使うシリコンモールドは、
ダイソーの「UVレジン用ソフトシリコンモールド(ねこ)」です。
ねこの顔と肉球がセットになっている、かわいいモールドですね。
まずはモールドのお掃除から・・・。
開封したてなのでゴミなどはついていませんでしたが、念のため、マスキングテープでペタペタ。
次は、着色レジンを作ります。今回は、グレーのねこの肉球にしましょう。
まずは肉球のピンクの着色レジンを作ります。ピンクなので、赤と白を混ぜます。
様子を見ながら、お好みのピンクになるように調節してください。
ちょっと薄いかな?と思ったので、赤を1滴足しました。
ちょうどよい感じになったら、持っている方はエンボスヒーターで気泡を消しましょう。
ない方は、ドライヤーで温めるか、しばらく放置してみてください。
この放置プレー、結構気泡が消えるんです(笑)時間がかかっちゃいますけど・・・。
着色レジン液が用意出来たら、モールドに入れていきましょう。
このモールドは、「シリコンモールド技法その①」でご説明した作り方①の、「底から」で作っていきます。
まずは肉球の部分から。指の部分4つ、手のひら部分それぞれにピンクのレジン液を入れます。指の部分は小さいので慎重に・・・。窪みのふちから漏れないように入れてください。
入れ終わったら、気泡が入っていないか、よくチェックしてください。
方法としては、モールドの「底をさらう感じ」でぐるりとつまようじを動かすのがポイントです。結構、「かくれ気泡」が潜んでいたりします。
気泡チェックが終わったら、UV・LEDライトで硬化しましょう。
着色レジンは硬化しにくいので、裏側からも照射してください。
次は、グレーの着色レジンを作ります。
ピンクと同様、好みの色になるように調節し、エンボスヒーターなどで気泡を除去しておいてください。
着色レジンができたら、先ほどピンクの硬化が終わったシリコンモールドに入れていきます。
同じように気泡チェックをして硬化させ、シリコンモールドから外してみましょう!
バリ取り、やすりがけ(研磨)する
かわいい肉球ちゃんができましたね!
でも、見ると「バリ」がついています。バリとは、モールドから外した時にくっついてくる余分な部分のことです。
このバリがあると当然きれいではないので取り除く必要があります。
今回も、シリコンモールドから外した肉球ちゃんのグレーの面は、ふちの所が反っていたり、表面にブツブツがあったりします・・・。
これを、きれいな平らになるようにしたいので、やすりをかけましょう!
金やすりやネイル用バッファでもいいのですが、今回は「耐水紙やすり」で水研ぎにしたいと思います。
紙やすりは#で番号がついていて、小さい番号は粗目、番号が大きくなるにつれて細目になります。
大体、番号がセットになっていることが多いので、最初は粗目をかけ、だんだん番号を大きくしていくと滑らかな仕上がりになります。こちらはダイソーで購入しました。
全ての番号をかける必要はないので、中粗目→細目→極細目、この3つになるように番号を選んで水研ぎするようにしてください。
今回は、400番→800番→1500番 で研いでいきます。
まず、研磨するレジンとペーパーやすりを水で濡らします。
研磨したい面をペーパーに乗せ、力を入れすぎないように、研いでください。
「シュッ、シュッ、シュ」というリズムでやるといいでしょう。
滑らかで、すべすべな表面になっていたらO.K!
そして、この面に一度レジン液を塗って硬化させておいてください。
ヘアゴムパーツをつける
次は、ヘアゴムにするための金具パーツを取り付けます。
こちらはセリアで購入しました。
金具の部分の隙間にヘアゴムを挟み、ペンチで隙間を閉じたらO.Kです。
ただ、こういう金具の表面はツルツルしています。同じく、接着させるレジンの表面もツルツルです。
実は、こうしたツルツル同士は、接着面がちょっとはがれやすいのです。
ですので、できれば金具の接着部分を、金やすりで傷をつけ、ザラザラにしておいてください。ザラザラにすることで表面積が広くなり、よりしっかり密着させることができます。
接着には、レジン液ではなく接着剤を使います。金具の下のレジン液が未硬化になる恐れがあるからです。
ホビー用、プラスチック・金属対応のものを選ぶとよいでしょう。
接着剤で付けたら、しっかり乾くまでしばらく置いておきましょう。
乾いたら、最後に金具部分を覆うように、またレジン液を塗って硬化させてください。これで、ガッチリくっつきます!
最期にコーティング
パーツがしっかり付いたら、今度は肉球表面をきれいにコーティングしましょう!
肉球の表面を見てみると、小さな傷やくもりがあるのが分かりますか?
この傷やくもりは、レジン液を塗るときれいになります。
この最終工程を、「コーティング」と言います。コーティングをするかしないかは雲泥の差なので、非常に重要、かつ難しい作業ですが、頑張っていきましょう!
手に持ったままだとやりにくいので、洗濯ばさみで金具部分を挟んで塗るのがおススメです。
レジン液をパレットに出したら、筆を使って肉球表面にまんべんなく、ムラなくレジン液でコーティングします。
この時、持っている方はエンボスヒーターを軽く当てると、すぐに筆の跡が消えて表面が滑らかになります。
サイドは、ヘアゴムパーツの付いている裏側にまでレジン液が垂れないように気を付けて塗ってください。
きれいにコーティングできたら、UV・LEDライトで硬化させて、完成です!
塗って硬化を2回繰り返しました。どうでしょうか?ツヤツヤに仕上がりました!
シリコンモールド技法は工程が多く、難しい部分もありますが、きれいに仕上がったときの感動は何とも言えません!
ぜひ、チャレンジしてみてくださいね!
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